2019年1月1日に東京都の竹下通りで軽自動車が暴走し、歩行者8人をはねるひき逃げテロが起きました。
お正月の元旦からこんな悲惨な事件に驚きが隠せません。
いったいなぜ、こんな事件を起こしたのでしょうか。
また気になる罪の重さ、刑罰について調べてみました。
目次
ひき逃げ事件の詳細について
1月1日の元旦、東京都渋谷区のJR原宿駅近くの竹下通りで軽自動車が暴走し、歩行者8人をはねた事件が起こりました。1人が意識不明、5人が重傷、2人が軽傷です。
犯人は140mアクセルを踏み続け暴走しました。
車からは灯油20リットル入ったポリタンクが見つかりました。
犯人は「明治神宮で高圧洗浄機を使って灯油をまき、火をつけようと思った。」「人はたくさん集まるところでやろうと思った。」「大阪でも事件を起こそうと思っていた。」と供述しています。
犯人は31日昼過ぎに大阪からレンタカーで現場近くまできました。
いったいどれくらいかかったのでしょうか?
調べたところ、
高速を使って約6時間55分
一般道路では10時間かかる距離です。
こんな長い時間どんなことを考えながら運転していたんでしょうか。
この間に気が変わってこんなひき逃げテロなんて起こさないで欲しかったです。
全速力で逃げた犯人はこの後近くの公園で身柄を確保されました。
それにしても、大阪で事件を起こす計画や、明治神宮で火をつける計画はなぜ変更されたのでしょう。
気になるところですね。
hiki
ひき逃げテロの罪の重さや刑罰は?
殺人未遂の疑いで逮捕された日下部和博容疑者(21)はどのくらいの罪の重さであり刑罰はどうなるのでしょうか?
死刑になる可能性はあるのでしょうか?
一般人が起こす可能性がある死刑になる犯罪について↓
国家に対する反逆行為やテロではなく、一般人が犯罪者となり、「死刑」の判決を受ける可能性があるものは、「現住建造物等放火」、「殺人」、「強盗致致死傷」、「強盗・強制性行等及び同致死」の4つの犯罪です。
「死刑」が求刑される可能性がある犯罪で、最も理解しやすいのが「殺人」でしょう。
「目には目を」という古くからの刑罰の考え方で、被害者を失った遺族の無念を晴らす意味でも、人を殺したらその報いは「死刑」だという考え方です。
「死刑」制度の是非はありますが、現行刑法上はそう規定されています。
ただし「殺人罪」が問われるのは、あくまで相手を死なせてしまった時に、殺す気で殺したかという殺意の有無が問題になります。
また、ひき逃げ事件の罪の重さと刑罰は?
ひき逃げとは、車やバイクで人を轢いて死傷させた際に、すぐに被害者の救護や道路の安全を確保しなかったことを指します。
これは道路交通法で定める救護義務違反や危険防止措置義務違反となり、10年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。
事故で人を傷つけたことに対しては、過失運転致死傷罪が成立し、7年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。ひき逃げでは、基本的にはこの二つが同時に起こる併合罪となり、15年以下の懲役が科されることとなります。
また、事故が起きた原因が、飲酒運転や過剰なスピード違反などの危険走行によるものであった場合には、危険運転致死傷罪が成立しより重い刑罰となります。
これらをまとめると次のようになります。
道路交通法違反との併合罪刑罰過失運転致死傷罪 → 15年以下の懲役
危険運転致傷罪(負傷)→ 準酩酊等運転と病気運転 18年以下の懲役
危険運転致傷罪(負傷)→ 上記以外 22年6か月以下の懲役
危険運転致死罪(死亡)→ 準酩酊等運転と病気運転 22年6か月以下の懲役
危険運転致死罪(死亡) →上記以外 30年以下の懲役
なお、無免許運転の場合にはさらに刑が重くなる場合があります。
どちらにせよ、とても重い罪ですね。
これだけ人を犠牲にし、遺族の方の悲しみまで背負い、できるだけ大きな刑罰をうけて欲しいです
ひき逃げ事故の犯人はなぜテロを起こしたのか?
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは日下部和博容疑者(21)です。
警察庁は繁華街を狙っての無差別殺傷を計画したと考え、動機を詳しく調べていました。
後の証言で「オウムの死刑に対する報復でやった。」「死刑制度に対する報復でやった。」などと言っています。
それらが理由なのも驚きです。
竹下通りの犯人の供述意味がわからんな……死刑制度への反発ってなんやねん
— 安穏 雲(あんのうん) (@unknown_suzukaT) January 3, 2019
さて、竹下通りの車暴走事件の印象から。
個人的な考えとして、とうとう似非リベラル左翼連中が必死こいて行っていたネガティブキャンペーンの効果が出てきたな、って感じでしょうか。
ただオウム死刑に対する報復であり、死刑制度反対を訴えるものではなかったので、ピントがズレた感じですかね。— ケー・シー・ディー・ズィー (@K_C_D_Z) January 2, 2019
竹下通りの犯人死刑制度に対する報復て言う話あるみたいだけど。
利害関係ないところで報復て謎しか残らんのさすがどうかしてるだけあるよね。
リアルに精神病類なんか、ただの演出かしら。
しっかりした情報かも知らんけど— マリスン【シマリススタンプ販売中】 (@asagooods) January 2, 2019
竹下通りを暴走した犯人は死刑執行に対する報復をしたかったと供述しているようだが、つまり、こういう事か。
死刑制度は抑止力にならない。
火炎放射器もどきも準備してたし万一成功したら千人規模の死者が出る。
死刑になりたい、なってもいいという輩に日本の司法はどう応えるのか。— 小原美香子 (@alen_bluebee) January 2, 2019
やはり、ひき逃げ事故を起こした理由としても理解できませんよね。

まとめ
今回正月早々、たくさんの人が亡くなった竹下通りのひき逃げ事件。ほんとうにすさまじい、恐ろしい事件でした。
たくさんの命を奪った日下部和博容疑者(21)にはもうなんの言葉もでてきません。
今までの経緯やどんな人物だったのかに関わらず、罪の大きさを知ってきちんと償って欲しいです。