2019年の情熱大陸に出演された田中達也さん。あるものをあるものに見立てるというちょっと一味違ったミニチュア写真家です。
日本だけでなく世界のファンも多く、台湾では『ミニチュアの神』と呼ばれているそうです。
田中さんのミニチュアの世界感に引き込まれてしまいます。
そのアイディアはどうやって生まれるのでしょうか。
ミニチュア写真家の田中達也さん

出身地 熊本県
住まい 鹿児島県鹿児島市
ジャンル 日本のミニチュア写真家、見立て作家
大学でデザインを専攻し、デザイン会社でサラリーマンをされていました。
その後5年後に独立されました。
2013年、2016年と『MINIATURE LIFE2』を出版され、2017年NHK連続ドラマ小説『ひよっこ』のタイトルバックを担当されています。
その他、毎年のカレンダー出版やポストカード作り、個展、企画展、グループ展も頻繁に行われてご活躍中です。
ちなみに田中さんの個展は写真撮影自由です。
田中達也さんのミニチュアの発想力がすごい!
日本で今一番知名度の高いミニチュア写真家です。
田中さんの他のミニチュア写真家にないところは、
『見立て』・・・あるものを違うものに見立てる
というところです。
使うのはドイツ製のジオラマ人形と日常にある食べ物や物。見立てられるものを選んだあと、配置から物語が生まれます。
ジオラマ人形はなんと2万体もあるそうですよ。


この発想力や世界観が本当に素晴らしいですよね。
もっと田中達也さんのミニチュア写真に浸りたい方は、インスタグラムでどうぞ。
田中さんはインスタを8年前から毎朝作品を更新されており、フォローワーは世界から170万人以上。
毎日インスタの『いいね!』の数を見ながら見ている人がどれだけ作品をわかってくれたのかチェックし考察を繰り返しながら、より良い、おもしろい、わかりやすい作品作りを心掛けています。
いいねに喜び、いいねに笑い、いいねで考えを見直し、また仕事をしていきます。
では作品をどんな風に作っているのでしょうか?↓
作品を作っていく過程がわかりおもしろい動画ですよね。作業も細かい。。。
ミニチュア写真家田中達也さんのアイディアはどこからくるの?
田中達也さんはいつもの何気ない日常の周りにあるものからヒントを得ていきます。
気になるものを手に取って、色々な角度から見つめ、どんなものに見立てられるか想像します。
それが、朝ご飯のご飯が茶碗にもられたところだったり、八百屋のかぼちゃだったりジャンクコーナーのパソコンの機番やセカンドショップのバイオリンだったり。
見立てのイメージがついたら、撮影。置いてみては動かし、イメージに沿いながら、途中いいアイディアを思いついたら、修正、カメラを通して何かを感じたらまた修正といった感じで一つの作品にたくさんの思考と熱がこもっています。
撮影が終わったら、インスタに投稿。いいねの数をチェックして世界のファンの反応をみます。
こうして田中達也さんの世界感ができあがるわけです。
仕事の依頼殺到いま、仕事の選び方は
『自分が楽しめるものを選ぶ。』
『仕事遊び=遊び仕事』
二人お子さんがいらっしゃり、子育ても息抜きの一つにしながらいいアイディア作りをされるのかもしれませんね。
まとめ
田中達也さんのミニチュア写真を見ていると、並大抵ではない発想力、また田中さんの世界感に感動し、もっとたくさんの作品が見たくなりますよね。
作品を見た人の反応を楽しみ、またさらにさらにと進化してく姿、努力をする姿勢もすばらしいです。
これからも田中さんの作品を楽しみながらチェックしていきたいと思います。